一般情報処理のトップ

コマンドプロンプト

Windowsによるまとめノートの作り方

Linuxのエディタ

Windowsのエディタ

WindowsのLaTeX2e

Linuxの描画ツール

Windowsの描画ツール

少し進んだLinuxコマンド

Excelによる偏差値計算


【コマンド】

Linux(UNIX)端末の基本的なコマンドを
Windowsのコマンドとの対比で紹介しています♪


Linuxでは「端末」を開くと使えるコマンド，Windowsでは「アクセサリ」から「コマンドプロンプト」を 開くと使える基本的なコマンドを，似た者どうし対応付けて，紹介しています．


Linux(UNIX)

Windows



pwd

現在のディレクトリへのルートからの絶対パスが"/"で区切られて表示される．ログインした状態ではホームディレクトリになる．

ルートディレクトリは"/"となる．

cd

引数を指定しないで"cd"とだけ打つと，現在のディレクトリ（フォルダ）へのルートからの絶対パスが"/"(\)で区切られて表示される．ログインした状態ではホームディレクトリになる．

ルートディレクトリは"/"(\)となる．



ls

現在のディレクトリにあるファイルやディレクトリを表示する．

"-a"のオプションを（空白で区切って）つけると"."で始まる隠しファイルも表示される．"-al"のオプションで詳細な表示になる．

dir

現在のディレクトリ（フォルダ）にあるファイルやディレクトリ（フォルダ）を表示する．

"/w"のオプションを（空白で区切って）つけると"[...]"を使った表示になる．



mkdir 「ディレクトリ名」

現在のディレクトリの下に「ディレクトリ名」で指定したディレクトリを作る．

md 「ディレクトリ名」

現在のディレクトリ（フォルダ）の下に「ディレクトリ名」で指定したディレクトリ（フォルダ）を作る．

Linux(UNIX)と同じ"mkdir"でもＯＫ．



cd 「ディレクトリ名」

現在のディレクトリにあるディレクトリの下に移動する．存在しなければ移動しない．

".."のオプションを（空白で区切って）つけると上のディレクトリに移動する．"../「ディレクトリ名」"で上のディレクトリから見える隣のディレクトリに移動できる（相対パス）．"/"だけを指定するとルートディレクトリに移動する．

"cd"とだけ打つとホームディレクトリ（ログインしたディレクトリ）に戻る．

ホームディレクトリには"."で始まるドットファイル（隠しファイル）が置かれていて環境設定を行っている．

cd 「ディレクトリ名」

現在のディレクトリ（フォルダ）にあるディレクトリ（フォルダ）の下に移動する．存在しなければ移動しない．

".."のオプションを（空白で区切って）つけると上のディレクトリ（フォルダ）に移動する．"../「ディレクトリ名」"で上のディレクトリから見える隣のディレクトリに移動できる（相対パス）．"/"(\)だけを指定するとルートディレクトリに移動する．

"cd"とだけ打つと現在のディレクトリ（フォルダ）へのルートからの絶対パスが"/"(\)で区切られて表示される（前述）．

環境変数は「システム」の「詳細設定」で管理している．



mv 「ファイル名１」 「ファイル名２」

現在のディレクトリの下の「ファイル名１」という名前のファイルを「ファイル名２」という名前に変える．

「ファイル名１」でディレクトリを指定するとディレクトリの名前が変わる．

Linux(UNIX)で分かりにくいコマンドのひとつ（以下の使い方を参照されたい）．

ren 「ファイル名１」 「ファイル名２」

現在のディレクトリ（フォルダ）の下の「ファイル名１」という名前のファイルを「ファイル名２」という名前に変える．

"rename"でもＯＫ．

「ファイル名１」でディレクトリ（フォルダ）を指定するとディレクトリ（フォルダ）の名前が変わる．



mv 「ファイル名」 「ディレクトリ名」

現在のディレクトリの下の「ファイル名」という名前のファイルを「ディレクトリ名」で指定したディレクトリの下に移動させる．

ディレクトリは../「ディレクトリ名」のように「ひとつ上の」という相対指定もできる．ルートからのパス（絶対パス）で指定することもできる．

"move"という英語には「引越し」という意味がある．

move 「ファイル名」 「ディレクトリ名」

現在のディレクトリ（フォルダ）の下の「ファイル名」という名前のファイルを「ディレクトリ名」で指定したディレクトリ（フォルダ）の下に移動させる．

ディレクトリ（フォルダ）は../(\)「ディレクトリ名」のように「ひとつ上の」という相対指定もできる．ルートからのパス（絶対パス）で指定することもできる．

「ファイル名」ではなくディレクトリ（フォルダ）を指定してディレクトリを移動させることもできる．新しい名前を指定すれば名前を変えながら移動させることもできる．



rm 「ファイル名」

現在のディレクトリの下の「ファイル名」という名前のファイルを削除する．

"-r"というオプションを，空白で区切って加え，ディレクトリを指定するとディレクトリ以下のファイルとディレクトリを削除できる．

"-i"というオプションでは，消す(Y)か消さないか(N)をインタラクティブに確認しながら選択的な削除ができる．

del 「ファイル名」

現在のディレクトリ（フォルダ）の下の「ファイル名」という名前のファイルを削除する．

"/p"というオプションでは，消す(Y)か消さないか(N)をインタラクティブに確認しながら選択的な削除ができる．

"erase"でもＯＫ．


rmdir 「ディレクトリ名」

現在のディレクトリの下の「ディレクトリ名」という名前のディレクトリを削除する．

ディレクトリの中は空でないと削除できない．"ls"をしても何もないようなら"ls -a"で隠しファイルが残っていないか確認する．

rd 「ディレクトリ名」

現在のディレクトリ（フォルダ）の下の「ディレクトリ名」という名前のディレクトリ（フォルダ）を削除する．

ディレクトリ（フォルダ）の中は空でないと削除できない．

Linux(UNIX)と同じ"rmdir"でもＯＫ．


cat 「ファイル名」

現在のディレクトリの下の「ファイル名」という名前のファイルの中身を表示する．

このコマンドに限らず，はじめの数文字を指定して"*"と書くことで，続きを省略できる．

type 「ファイル名」

現在のディレクトリ（フォルダ）の下の「ファイル名」という名前のファイルの中身を表示する．

このコマンドに限らず，はじめの数文字を指定して"*"と書くことで，続きを省略できる．



more 「ファイル名」

現在のディレクトリの下の「ファイル名」という名前のファイルの中身を1ページずつスクロールさせながら表示する．

スペース・キーで次のページが表示される．

エンター・キーで次の行が表示される．

「=」で行番号を表示させることが出来る．

パイプ「|」によって，左の命令の出力を受け取ることが出来る：

cat some_file | more

「q」で途中終了出来る．

more 「ファイル名」

現在のディレクトリ（フォルダ）の下の「ファイル名」という名前のファイルの中身を1ページずつスクロールさせながら表示する．

スペース・キーで次のページが表示される．

エンター・キーで次の行が表示される．

「=」で行番号を表示させることが出来る．

パイプ「|」によって，左の命令の出力を受け取ることが出来る：

type some_file | more

「q」で途中終了出来る．



cp 「ファイル名１」 「ファイル名２」

現在のディレクトリの下の「ファイル名１」という名前のファイルを「ファイル名２」という名前でコピーする．

copy 「ファイル名１」 「ファイル名２」

現在のディレクトリ（フォルダ）の下の「ファイル名１」という名前のファイルを「ファイル名２」という名前でコピーする．


diff 「ファイル名１」 「ファイル名２」

現在のディレクトリの下の「ファイル名１」という名前のファイルと「ファイル名２」という名前のファイルの内容を比較する．

書き換えなどで微妙な差があるときの比較に便利．

fc 「ファイル名１」 「ファイル名２」

現在のディレクトリ（フォルダ）の下の「ファイル名１」という名前のファイルと「ファイル名２」という名前のファイルの内容を比較する．

書き換えなどで微妙な差があるときの比較に便利．


chmod u+x 「ファイル名」

ファイル名で指定したファイルのアクセス権をユーザ本人には実行可能にする．

"u"の代わりに，"g"でグループの人，"o"でその他の人，"a"ですべての人を指定できる． "+w"／"-w"で書き換え可能／不可能にできる． "+r"／"-r"で読むこと可能／不可能にできる．

chmod a+w 「ファイル名」


で，指定したファイルをすべての人に書き換え可能にする．

アクセス権は"ls -l"で確認できる．

drwxrwxrwx


と表示されたとき，はじめの"d"はディレクトリであることを表している．次の３つの"rwx"は左から順にユーザ，グループ，その他の人に 読む，書く，実行するを許可しているか否かを表している．

-rwxr-xr--


ならファイルであり，ユーザ本人は読む，書く，実行のすべてができるが，グループの人には読む，実行するだけを許可しており，その他の人には読むことしか許可していないことを表す．

rwxr-xr--を3つずつの2進数とみて"754"のように読み，"chmod"でユーザ，グループ，その他の人に対するアクセス権を一気に変更することもできる．

chmod 764 「ファイル名」


とすることでアクセス権を"rwxrw-r--"に変更できる．

【ここはWindows 7のGUIでの話ですm(_)m】

マウス右ボタンで「プロパティ」をひらき，


「セキュリティー」のタブを開きます．


date

日付を表示する．

変更方法は"man date"で確認されたい．

date -s "2016/1/25 00:00:00"

date

日付を表示して，新しい日付を設定する．

そのままで良いときはエンター・キーを押す．



uname -a

OS（オペレーティングシステム）のバージョンを表示する．

コンピュータは直接には機械語（2進数）でしか動かない．人間が使うには不向きなので人との 間に入って使い易くするための基本的なソフトウエアがOSである．

初期のバージョンにはバグが多いことがある．修復のためのパッチが供給される．パッチを当てることは バグ・フィックスのためだけでなく，セキュリティー上も重要な作業になっている．

ver

OS（オペレーティングシステム）のバージョンを表示する．

Windows XP，Windows 7とかはOSの名前であり，Office 2007，Office 2010，Office 2016はその上で走るアプリケーション・ソフトの名前である．OSとアプリケーションの組合せは必ずしも固定的なものではなく，Office 2016はWindows 7の上でも走る．

"Windows update"によって新たに見つかったセキュリティー上の脆弱性の補完が行われる．



exit

セッションを終了する．

exit

セッションを終了する．

一般情報処理のトップ

コマンドプロンプト

Windowsによるまとめノートの作り方

Linuxのエディタ

Windowsのエディタ

WindowsのLaTeX2e

Linuxの描画ツール

Windowsの描画ツール

少し進んだLinuxコマンド

Excelによる偏差値計算

理系での，まとめノートを使った効率の良い勉強法で偏差値74のページに戻る



高橋隆一のパーソナル・ホームページに戻る